テキサス大学ダラス校(UTD)とのオンライン協働授業(COIL)の実践

2021年度春学期の芦沢ゼミ(3年専門ゼミ+1年基礎ゼミ)は、海外の大学とのオンライン協働授業に取り組んでいます。COIL(Collaborative Online International Learning)と呼ばれる教育実践モデルにより、オンラインによる学生参加型協働授業を実践します。テキサス大学ダラス校(UTD:University of Texas, Dallas)の学生16名と芦沢ゼミ32名の学生が8つのグループにわかれて研究プロジェクトに取り組みます。

  1. 参加学生
    1. 芦沢ゼミ(3年+1年)32名(このうち、8名はブルガリア、フィリピン、ベトナム、タイ、中国、モンゴルからの留学生)
    2. テキサス大学ダラス校(UTD)の2021年夏学期における“Japan and Communication”(担当教員:Prof. Carie King)の履修者16名
  2. 取り組み概要
    1. 共同授業:全体会合による授業(3回)、日本時間の7月8日(木)・17日(土)・29日(木)いずれも7:30-9:00に実施します。
    2. 学生グループワーク:1か月にわたって8つのグループにわかれて共同ワークをおこなう。各グループは、東洋大生4名(うち1名は留学生)、UTD学生2名で構成されます。
    3. 学生は、Immerse UというCOIL実践のために特別に開発されたシステム(システム開発:Class to Class)を使用し、グループ・ディスカッション、全体での意見交換、カジュアルな交流(アイスブレークなど)などに取り組みます。
    4. 各グループは、独自にトピックを決めて日米の比較研究をおこないます。ただし、各グループに留学生が1名が入っていることから3か国の国際比較を行うグループがあります。トピックは、家族の位置づけ、都市空間と公共交通、音楽、建造物と景観、食文化、教育システム比較などをテーマに国際比較をおこないます。最終の全体会合(日本時間7月29日7:30-9:00)でPecha Kuchaという発表モード(1スライド20秒×20スライド)で実施する。

<3年専門ゼミの学生からの報告>

7月8日(木)は、第一回目のアメリカテキサス州立大学ダラス校との合同による全体会合を行いました。全体会合は計3回であるが、グループによる協働プロジェクトをおこない、その成果を第3回の全体会合において、ペチャクチャを使ったプレゼンを各グループが発表します。芦沢ゼミの3年生、1年生、アメリカテキサス州立大学ダラス校の生徒、計48名が参加しましたが、日本・アメリカ・ベトナム・ブルガリアなどの留学生も交えて、多国籍の授業となりました。

8日は、初回ということで自己紹介とグループに分かれてテーマ決めを行いました。自己紹介では、プレゼンのグループ関係なしに5〜6人ぐらいの生徒に分かれ、名前、専攻、好きなことなどを共有し、アイスブレークをおこないました。沈黙の時間が多少ありましたが、全体の雰囲気はとても良かったと思います。

テーマ決めでは、Immerse Uであらかじめ決められていたグループに分かれ、それぞれが興味のある物事について自由に意見を出し、30分間議論を深めました。その後、各グループの代表者が、決定したテーマやそれを選択した理由、議論の中身について発表を行いました。あるグループでは、食に関するテーマを扱います。各国の食べ方やマナーの違い、また祝日には何を食べるかについて取り上げます。また、別のグループでは交通機関をテーマに設定しました。国や地域ごとの交通機関の発達度の差異を挙げて、今後はインターネットを用いて調査をしていく予定です。その他にも、音楽、教育制度、自然災害など様々なテーマが出され、全てのグループがテーマ決定を完了させました。

次回の合同授業までに、各自でテーマに沿った具体的な事例を身の回りの環境やネット上などから探し、更なる議論の発展を狙います。

協働授業に使用しているオンラインプラットフォーム(Immerse U)
参加学生のディスカッションの様子
参加学生のディスカッションの様子