留学ポータルサイト提案プロジェクト

2020年12月より、留学情報を学生に適格に提供するための「留学ポータルサイト」について意見交換し、留学を目指す東洋大学学生にとって有意義なサイトの在り方を提案するため、学生参加型のプロジェクトがすすめられています。このプロジェクトには国際部の職員の方々(松山さんと山本さん)、国際教育センターの水松巳奈先生、そして芦沢ゼミを中心とする学生9人が参加しています。この取り組みついて、紹介します。

1)ベンチマーク調査
まず、プロジェクトチームは他大学のホームページの中で、留学情報に関する部分を分析し、特に優れていると思われる大学のサイトを分析しています。コンテンツ、ナビゲーション、デザインの面で必要な情報に容易にたどり着くことができるか、という観点から、評価をおこなっています。このベンチマーク調査の一環として、東北大学において新たに設置された留学ポータルの開発にかかわっておられた田口香織さんをゲストにお招きし、勉強会をおこないました(留学ポータルサイト提案プロジェクト ベンチマーク調査に関する報告)。

2)学生向けアンケート・インタビュー
東洋大学の学生にニーズを把握するため、2021年春学期の授業「留学のすすめ」受講者を中心にアンケートを実施する予定です。現在、調査書の概要、時期、分析方法について精査しているところです。あわせて、すでに留学をした学生、または交換留学申請をおこなった学生などを対象にインタビューを実施し、現在の東洋大学のサイトに関連し、改善すべき課題に分析します。

3)最終報告と改善提案
こうした調査、分析に基づいて2021年6月ごろまでに報告書を作成し、学内の関連する会議などに取り上げていただけるように働きかけます。

このプロジェクトを通じて、学生と教職員の間で問題意識の共有が図られ、相互に協力し、連携することの意義を実感できるようになるとよいと思います。

ベンチマーク調査では、生徒が各自他大学の留学サイトをもとにどれくらいで目的の情報までたどり着けるかなどの調査をしています。実際に生徒同士で顔を合わせられないのでなかなか意見交換はできませんが、大学職員の方々のお話や東方区大学の方のお話など普段あまり関わることのない方々の意見を聞くことができるのでまだ調査段階ですがとても楽しくプロジェクトに携わっています。このプロジェクトで学んだことを今後の生活でいかせていけるようにたくさん吸収していきたいです。後藤歳果(国際地域学科3年)

学生向けのニーズ調査ではチーム内で意見を出し合いながら内容を絞りこんでいます。回答者が答えやすいアンケート作成は難しいですが、芦沢ゼミで学習した社会調査法を実際の調査概要策定に活かすことができると考えます。また、2年生と3年生が合同で行っており、全体会議では大学職員の方がいらっしゃるため、様々な視点での意見を得ることができていると感じます。 本間美央(国際地域学科3年)

作成者:後藤歳果(国際地域学科3年)、本間美央(国際地域学科3年)

留学ポータルサイト提案プロジェクトメンバー:
後藤 歳果(国際地域学科3年)
本間 美央(国際地域学科3年)
金本 聖良(国際地域学科3年)
原 義英(国際地域学科3年)
渡邉 誠昭(国際地域学科3年)
高山 美櫻(国際地域学科2年)
豊島 楓香(国際地域学科2年)